横濱ジャズプロムナード2010




横濱 JAZZ PROMENADE 2006 | 実施概要

jazzpro2006

・実施概要
・会場風景
・スペシャル対談
・参加者の声



日本最大級のジャズフェス「横濱 JAZZ PROMENADE 2006」
132,000人のお客様を迎え、青空にジャズが響き渡る


©YJP(撮影 大河原雅彦)

 「街全体をステージに」という発想でスタートして、今年で14回目を迎えた日本最大級のジャズ・フェスティヴァル「横濱 JAZZ PROMENADE 2006」(主催:横濱JAZZ PROMENADE 実行委員会、共催:横浜市開港150周年創造都市事業本部)が、無事終了致しました。
 今年は稀に見る晴天に恵まれ、10月7日(土)・8日(日)の2日間をコアとして開催しました。内外で活躍するジャズ・ミュージシャンから学生や市民のアマチュア・ジャズ愛好家までが、多彩なライブを繰り広げ、全国各地からご来場の音楽ファンの皆様には、街中に溢れ出る「ジャズ」を堪能していただきました。
 58会場(2日間でのべ114会場)を舞台に、344ステージ(過去最大)を展開、のべ2,700名(過去最多)を超えるミュージシャンが演奏を行ない、観客数も過去最高の約132,000人を数えました。



©YJP(撮影 大河原雅彦)

そして、一般公募の市民の方々、約200名と共に市内の地域ジャズ・フェスティヴァルのスタッフを併せ300名を超えるボランティアスタッフが、「横濱JAZZクルー」として活躍するなど、今回も市民・企業・行政が一体となり「横濱JAZZ PROMENADE2006」を、作り上げ、大成功させることができたことを、何よりも感謝しております。 


横浜の秋を彩る数々のステージ。


「J.A.T.P.2006(Jazz At The Promenade)」 ©YJP(撮影 クルー姫崎)
「4レディース」 ©YJP(撮影 クルー姫崎)
「Total Experience Gospel Choir (TEGC)」 ©YJP(撮影 クルー姫崎)
「THE KANKAWAKA QUARTET」
©YJP(撮影 大河原雅彦)

 今年も「横浜ならでは」のステージが目白押し。まず、「J.A.T.P.2006」。日本を代表するトップミュージシャンから若手、海外の出演者も交えてのジャズの醍醐味である、セッションが実現。マイク・プライス、ニール・ストルネカー(以上tp)、片岡雄三(tb)、臼庭潤、尾田悟(以上ts)、中村誠一(sax)、福本陽子(as)、潮先郁男(g)、デイブ・パイク(vib)、岸ミツアキ(p)、稲葉國光(b)、ヒロ近藤(ds)、マーサ三宅(vo)といった錚々たる「ジャズプロ」ならではの顔ぶれで、世代を超えた熱いステージが繰り広げられました。
 今年の「4レディース」は個性で競う華麗なるステージを展開。SARI、彩木香里、小松みゆき、キャロル山崎の4人が客席を個性溢れる歌声で包み込みました。       
 海外からは、オランダからルイス・ヴァン・ダイクが満を持しての待望の初来日。フェイ・クラーセン、正統派ロブ・ヴァン・バヴェルら、オランダのジャズ界を代表する実力派が揃い洗練されたジャズの世界を繰り広げました。他にもイタリアからはラリー・フランコがカルテットで登場、スウェーデンからマティアス・スベンソン、アメリカからはヴァイブの巨匠デイヴ・パイク、ゴスペルグループ「TEGC」が来日。各会場を沸かせました。今年も豪華で贅沢な出演者によって、多彩なステージが展開されました。
 国内勢も実力派が独自のサウンドを展開。板橋文夫は初日は森山威男との双頭BANDで、二日目は津軽三味線・松田隆行を交えてのアフリカンリポートと、画家・堀越千秋とのコラボレーションが実現したオーケストラなど、八面六臂の活躍でした。荘厳なパイプオルガンを持つ横浜みなとみらいホールもジャズ一色に染まりました。オランダからのアーティストに加え、日本勢も奮闘。ジャズ・オルガンの第一人者・KANKAWAがホールのオルガンを駆使し独自の世界を創出、トロンボーンの向井滋春はストリングスを交え、自らもチェロに持ち帰る等、ベテラン勢の音楽への飽く無き挑戦が注目を集めた。
 他にもベテランから新進気鋭の若手まで、ジャズプロでしか体験できないプログラムで各会場は興奮と感動に包まれました。

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